知人の婚約指輪の秘密はとても興味深いものでした

December 7, 2011, 6:23 pm

知人の薬指に小さなダイヤのついた指輪を見つけた。それはまさに婚約指輪で彼女は四ヵ月後に結婚することになっているのです。彼女の華奢な指に少しゆるめに嵌めているその指輪はアンティークのようで、彼女にとても似合っていたのです。結婚式の打ち合わせや新しい生活に向けての新居など、仕事をしている二人にとってはとても忙しい日々だと思うのですが、それでもその指輪は静かに彼女の左手の薬指に常に嵌めてあったのです。


その小さな指輪は、彼が買ったものではなく、彼の亡くなったお母さんの、お父さんから貰った婚約指輪だったのではないかと彼は思ったそうです。なぜなら彼のお父さんも既に亡くなっていて本当のことはわからない、ただ遺品を整理していたときに小さなビロードの小さな箱の中に大切にしまわれた指輪を見て、両親の仲がよかった頃のことを思い出し、いつか結婚することになるであろう彼女にプレゼントしようと思ったそうです。


ただ婚約指輪の裏には日付やイニシャルなど何も入っていなかったので、入籍したときの日付を彫って貰ったそうですが、ご両親の生前の二人のおしゃべりやみんなでご飯を仲良く食べたことなど、いろいろなことを思い出し、二人のように死ぬまで添い遂げることを彼は固く心に誓ったのです。彼女もまた彼とともに待ち受ける困難を全て受け入れるために彼を守って生きたいと思ったのでした。今は、彼とともにとても幸せな結婚生活を送っているのです。